会社辞めたい

ワーママが退職を決意したら準備すること5つ

退職を決意したものの退職面談から引継ぎまで、腰が重いですよね。しかし決意したのならば早めに行動した方が周りにも迷惑をかけずに済むかもしれません。

なぜなら
・通常の業務をしながら、引継ぎ書類を作成
・通常の業務をしながら、人事や上司に提出書類を作成
・上司、人事、部署メンバーとのやり取りが多くなるので時間がかかる

退職するまで、めんどくさい作業や多くの人や部署が間に入るので時間がかかります。

よって、早めの行動がスムーズに退職できるカギとなるでしょう。

まずは、退職までなにを確認すべきか、やるべきかを把握しておく必要がありますね。

わたしも退職までかなりの工程を踏みました。引継ぎでは抜け落ちていた点などあり、通常業務をしながらの引継ぎ作業って大変だと身にしみました。

退職を決意したあなたの今後がスムーズに進むように、なにを確認すべきか、やるべきかをまとめました。

 

 

①生活防衛資金の準備

 

生活防衛資金とは、生活に困らないように貯めておくお金のこと

家族構成、住宅費、子どもの年齢によっても各家庭で必要な金額は変わってきます。

住宅ローンを払っていて、子どもが1人以上いる場合は1年分用意しておくと安心かもしれません。

今回わが家のケースを見てみましょう。

わが家は小学生低学年、保育園児の子供2人、夫婦で4人家族です。

記載している金額は、わが家のリアル金額と世間の平均も含まれているので、割と同じような家族構成であればあなたの家計に近いのではないでしょうか。

1年分の生活防衛資金は、406万2,000円!!

表①には医療費やレジャー費、服飾費は含まれていません。よって450万~500万あればよいのではないでしょう。

 

転職する場合は、失業保険の申請をして支給されるのが3か月後になるため、3か月分あれば十分と言われています。

3か月分=101万5,500 医療費やレジャー費など含めれば120万~150万あたり。

 

なかなかパンチのある数値が並びましたね。え、ますます辞められないんじゃない⁉と思われた方もいらっしゃるでしょう。

どのようにお金の把握とお金を増やしていくかをまとめました。合わせてチェックしてみてください。

≫【お金が増える】ワーママ辞めたい……でもお金がない|今からできる5つのこと

 

 

②就業規則の確認&スケジュールを立てる

就業規則とは、労働基準法に基づき賃金や労働時間などの規律が定められてものです。

そのため就業規則には「退職日の何か月前に退職願を提出しなくてはいけない」という文言が記載されているはずです。必ず確認しましょう。

記載されている期間に基づき、退職までのスケジュールを立てることをおすすめします。有休残があればもちろん全てを消化するつもりでスケジュールに組み込みます。

意外と退職までにたくさんの工程があります。ざっくりですがカレンダーに書き込んでみました。

A子さんの場合

希望退職日:3月31日
有休残:10日間
規定:1か月前に退職願を提出

2か月前
・上司に退職意思伝える
・引継ぎスケジュールを立てる
・引継ぎ書類作成

1か月前
・後任者と引継ぎ作業
・書類、データの整理
・上司に退職願を提出

10日前
・他部署へあいさつ回り
・取引先へ担当交代の連絡
・人事に書類や社章を返却

上司に退職意思を伝えたのは、退職日から2か月前が好ましいでしょう。やはり抱えていた仕事が多ければ多いほど引継ぎ準備から打ち合わせまで、時間がかかるものです。

引き継ぐものもない、引きとめにあうこともない!となれば規定通りでよいでしょう。

 

③退職面談で話す内容を整理する

 

辞めたい理由が明確、かつ言語化できるようにしておく必要があります。またあなたの退職理由は、引き止められる要素が含まれていませんか?

 

・会社の制度を利用すれば、問題解決できてしまう

・感情だけを全面に出してしまっている など

 

上司にしっかり退職理由を伝える準備は意外と大変ですよね。わたしも上司に話す内容を何度も整理しました。が、めちゃくちゃ引き止められました……

≫【体験談】退職理由「子育てと仕事の両立が難しい」は引き止められる

≫この理由なら引き止められない!?ワーママ退職までの3ステップ

 

他人に自分の気持ちや考えを伝えるのはとても大変です。そのためまずは上司に論理的に話せるように、退職理由を整理しましょう。

 

 

④保育園利用の場合、提出書類の確認

 

転職の場合

そのまま変わらず保育園を利用する際は必ず「利用申請書」と「就業証明書」の提出が必要になります。
※自治体によって申請書名や提出書類が異なります

 

退職してから転職活動をする場合

「求職活動申立書」のような書類の提出が必要になります。本当に転職活動しているのかの確認書類も一緒に出さなくてならないようです。必ず地域の自治体のHP、電話での確認をしておきましょう。

また、求職活動中に保育園を利用できる期間は、1か月~3か月となるためかなりのスピードを持って転職活動しなくてなりません。在職中に転職活動をおすすめします。

 

お子さんの年齢や利用施設によって、手続き書類が大きく変わります。必ず地域の自治体に直接確認をしましょう

 

⑤転職の場合、転職サイト登録

 

転職希望の場合は、できるだけ早めに「転職サイト」「転職エージェント」への登録を済ませておきましょう。

なぜなら転職はタイミングが重要だからです。いつマッチングする企業と出会えるかわからないので、早めに登録することをおススメします。

「転職エージェント」の場合は担当者と面談があります。あなたの味方ですので怖がらなくても大丈夫ですよ。

「育児と両立できる仕事」がある転職サイトはここ!

 

まとめ

 

ワーママが退職を決意したら準備すること5つ

生活防衛資金の準備

就業規則の確認&スケジュールを立てる

退職面談で話す内容を整理する

保育園継続の場合、提出書類の確認

転職の場合、転職サイトに登録

 

退職するまでって、なかなかしんどいんですよね。それでも「今よりも幸せなれるんだ!」と思えば、重い腰も上がるはず。あなたの素晴らしい未来の第1歩を踏み出してください!

 

 

 

ABOUT ME
toto
2児のワーママ、ワンオペ育児。大学時代に上京→新卒メーカー総合職で入社後ブラックすぎて退職→教育業界で営業&人材育成→家庭との両立を模索。「やらない後悔よりも、やって後悔」をモットーにたくさんのことにチャレンジ中!