退職理由が「子育てと仕事の両立が難しい」という方を限定とした記事です。
偏見満載の記事です!実際に管理職に就いているワーママがこれを見たら、腹を立てるかもしれませんが、実話ですのであしからず。
・ワーママの方
・退職理由が「子育てと仕事の両立が難しい」
・直属の上司もワーママ
・これから部下を持つワーママ(反面教師に)
本記事では、ワーママ上司と退職面談をする際の心構えをお伝えいたします。
男性上司に「子育てと仕事の両立が難しい」と言うのと同じワーママ上司に言うのでは、反応は全然違います。
あなたのワーママ上司はどんな方ですか?
「両立が難しいので、退職します」と言ったらどんな反応が返ってきそうですか。
反応を想定できていないと、ムダに傷つくことになるでしょう。
わたしは、しっかり想定してたはずでした。しかし、思いもよらない言葉がたくさん飛んできて心をズタズタにされました。
もっと、考えておくべきだった!と激しく後悔しています。
あなたのワーママ上司が人間的に優秀ならいいのですが残念ながら、そうでない場合もあるのです。
こんなこと言われたら、なんて返答しようと考えながら読んでいただけたら、ムダに傷つくことなく退職面談が行えるでしょう。
この記事の目次
同じワーママだからといって、同意を求めてはいけない

同じワーママだからといって、「同じ考えだろう」と思ってはいけません。まずは「わかってくれるはず」という思いは捨てましょう。
理由は3つあります。
ワーママ上司の家庭状況によって理解度は変わってくる
当たり前ですが、どの家庭も状況は異なります。
・同居している
・近くに親が住んでいる
・旦那さんが自営業で家にいる
・子どもの人数、性格、体調面
・週5でファミサポを利用
挙げたらキリがないくらい、違いがあります。
同じ環境でないことを念頭に置いておかないと「両立が難しい」の共感は得られないでしょう。
ワーママ上司の価値観にもよる
ワーママ上司に限った話ではありません。
上司は上司の価値観、あなたはあなたの価値観があります。
たとえば
このように価値観が違うと、ワーママ上司は「どうして、会社を辞めるのか?」について理解してくれないかもしれません。
ワーママ上司のキャリア志向

価値観の話とかぶる部分もありますが、ワーママ上司がキャリア志向だった場合。あなたにも、キャリア志向を持つように言ってくる恐れがあります。
上司は部下を育成するのも仕事ですし、同じ女性として活躍を願う気持ちもわかります。
しかし、あなたが今の会社でキャリアを築こうと思わないのであれば「この上司はキャリアを重視しているんだな」と自分と切り離して話を聞くことをおススメします。
これこそ価値観の違いですので、スルーが一番です。
以上、3つの理由からワーママ上司には同意を求めてはいけません。
ワーママ上司はマウンティングしてくる

人間的に出来ている上司ならば、親身になってあなたの話に耳を傾けるでしょう。
しかし、あなたに寄り添えない上司もいます。
ワーママとなると、苦労する場面ってだいたい同じですよね。
・子どもせいで遅刻しそう
・子どもの体調不良で、欠勤や早退
・子どものマイペースさにイライラ
・毎日時間との闘い
そうすると、あなたに「ライバル心」抱いたり、もしくはあなたより辛かったのよ!と「承認欲求」としてマウンティングしてくる恐れがあります。
例を3つ挙げます。
あなたよりも苦労してきたのよ

まずはこれ!「あなたよりも、わたしの方が苦労してきたの!」
その心理には「承認欲求」が隠されています。
あなたも旦那さんに「今日、〇〇ちゃんのイヤイヤがひどくてね!」と育児で大変だった話をしますよね。
旦那さんに「それは大変だったね!疲れたでしょう」と認めてほしいから話をしているのと一緒です。
両立がどうして難しいのかを具体的に話した際には、必ずと言っていいほど「わたしの方が~」と言ってくるかもしれません。
その時は「それは、大変でしたね」と添えるだけにしておきましょう。あとは、スルーです。深追いもしくは、反論すると退職の話が飛んでしまいます。
あなた世代の方が制度は整っているじゃない!
あなたたちの世代はわたしの時よりもずっと制度が整っているわ!
これは「ライバル心」です。そして実は「承認欲求」も隠れています。
今のように制度が整っていないなか、ここまで子育てしながら働いてきたのよって。
制度が整っていても、今の会社では「両立が難しい」ならそれを論理的に説明しましょう。
あまりにも、ワーママ上司が感情的に話をしていたら「そうですね」と受け入れるだけにしましょう。事実ならば事実として、受け止めるのみです。
育休&復帰できたのはわたしのような先人のおかげよ!

制度をしっかり利用できるようになった、もしくは制度利用の理解者が増えたのは
わたしのお・か・げ・よ!!!
これも「ライバル心」ですね。
返す言葉が見つかりません笑
強いて言うなら「だったら、もっと両立できるように制度作ってくださいよ」と言いたい!
確かに、女性職員が少なかった上司世代では大変だったと思いますが、今の若い世代にそれを言ってなにか変わるのでしょうか。
そんな考えの人がいる限り、この会社は発展しないなと思って間違いないです。あ、これわたしは実際にワーママ上司に言われました。
対応としては、ただただ頷くだけです。
「いや、産休育休制度の設置は法律で決まってます」なんて言った日にゃ大火事ですよ笑
なので、わたしは「2回も制度を利用し、時短勤務ができる部署に異動させてもらって感謝しております」と素直に話をしました。
その後、なにか言ってくるかもしれませんが基本的に、いかに自分が苦労したかという話ばかりかと思うので心の中では「それはあなたの話よね」としっかり『課題の分離』をしておきましょう。
まとめ
・ワーママ上司に同意を求めない
・ワーママ上司はマウンティングしてくる
よって、両立の苦労を話したところで何も解決はしません。
淡々と論理的に辞める決意を伝えた方が、生産的です。
わたしは、2時間にわたる面談を2回もしました笑 ほとんどワーママ上司がしゃべってましたね。
わたしの家族、わたしの価値観をディスってるように聞こえました。うん、しっかり傷つきました。
あなたのワーママ上司が、そんな方ではないことを祈ります。
が、備えあれば憂いなしです!
こんなこと言われたら、なんて返答しようと思いながら退職面談準備していただけたら、幸いです。